ランニング中、スマホやジェル、鍵の“揺れ”が気になった経験はありませんか?
ポケットに入れると重く感じるし、ポーチを付けるとズレてストレス…。そんな悩みを解消してくれるのが、SALOMON(サロモン) High Pulse Belt(ハイパルスベルト)です。
このベルトは、腰全体を包み込むようなフィット感で、走ってもまったく揺れない設計。必要なものをしっかり固定しながら、軽やかに走れる「手ぶらラン」を実現してくれます。スマホ、ジェル、鍵をスマートに収納できるのに、着けていることを忘れるほど快適。見た目もスリムで、ランニング初心者のランスタイルにも自然に馴染みます。
この記事では、実際の使用感をもとに、High Pulse Beltの特徴・メリット・デメリットを徹底レビュー。さらに、人気モデルとの比較やサイズ選びのコツも紹介します。
「ランニングをもっと快適にしたい」「荷物のストレスをなくしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
SALOMON High Pulse Beltとは?

サロモンが提案する“手ぶらラン”の新定番
サロモン(SALOMON)は、フランス発のアウトドアブランドとして世界的に有名。
トレイルランや登山用のギアで培われた技術を、街ランやロードランにも展開しており、その中でも「High Pulse Belt(ハイパルスベルト)」は、ランナーの“手ぶらで走りたい”という願いを叶えるアイテムです。
従来のランニングポーチのように揺れたり、腰に当たって気になることがなく、体にぴったりフィットする設計。サロモンらしい軽量でミニマルなデザインは、見た目もスマートで40代男性にも好印象です。トレイルレースだけでなく、週末のジョギングや通勤ランにも使える万能ベルトとして、多くのランナーに支持されています。
High Pulse Beltの基本スペックと特徴
High Pulse Beltは、伸縮性の高いメッシュ素材を使用し、腰にしっかりフィットするベルト型ランニングポーチです。サイズはXSからXLまで展開され、男女問わず快適に装着可能。
最大の特徴は、360°ぐるりと収納スペースが配置されていること。前後どちらからでもスマホやジェル、鍵、エナジーバーなどを取り出せます。さらに、背面にはソフトフラスク(ボトル)を差し込めるホルダー付きで、ロング走にも対応可能。通気性も良く、汗をかいても蒸れにくいのが魅力です。
4色ある中で私はブラックを使用していますが、デザインもシンプルでスタイリッシュな見た目は、トレーニングウェアにもよく馴染みます。
実際に使って感じたメリット

- とにかく「揺れない」抜群のフィット感
- スマホ・ジェル・鍵も収納できる実用性
- 汗をかいても快適。ムレにくい通気性素材
とにかく「揺れない」抜群のフィット感
初めてHigh Pulse Beltを着けて走ったときに驚くのは、その“揺れなさ”です。
幅広のベルトが腰全体を包み込むようにホールドし、ランニング中もほとんどズレません。スマホやジェルを入れても重みを感じにくく、まるで何も身に着けていないような軽快さ。これは、サロモン独自のストレッチ素材と立体設計の賜物です。
特に40代ランナーに多い「腰や骨盤まわりの違和感」を軽減してくれるのも大きなメリット。ランニングベルトでありがちな“ゴムの食い込み”も少なく、長時間のランでもストレスフリーです。
スピード走でも、階段でも、動きに追随する安定感があり、「もう他のベルトには戻れない」という声も多いです。
スマホ・ジェル・鍵も収納できる実用性
High Pulse Beltの魅力は、見た目のシンプルさからは想像できない収納力にあります。
メインポケットには大きめのスマホ(iPhone16 Pro Maxなど)も余裕で入りますし、ジェルを2〜3個、鍵やマスクも一緒に収納可能。ポケットは伸縮性が高く、走っている最中に中身が飛び出すこともありません。
普段のジョグではスマホと鍵だけ、ロング走ではジェルやミニボトルもプラス、というように使い分けができるのも便利。背面に重心が寄るように設計されているため、前方へのズレも少なく、重さを感じにくいです。「荷物は最小限にしたいけど、必要なものは持ちたい」ランナーにはぴったりのベルトです。
汗をかいても快適。ムレにくい通気性素材
夏のランニングで一番気になるのが「蒸れ」と「汗の張り付き」。
High Pulse Beltは、通気性に優れたメッシュ素材を採用しており、汗をかいてもベタつかず、サラッとした着け心地を保ってくれます。速乾性も高く、洗濯してもすぐ乾くのが嬉しいポイント。
また、吸汗性があるため、汗が流れてスマホや鍵が濡れる心配も少なく、快適性と実用性を両立しています。ラン後に外しても汗でベルトがぐっしょりしていないため、不快感が残らないのも魅力。通気性が良いことで、肌との摩擦も軽減され、敏感肌の人でも安心して使用できます。快適性を重視するランナーにとって、この軽さと涼しさは大きなアドバンテージです。
気になるデメリットと注意点

- サイズ選びは慎重に(キツめが正解)
- 収納量は「必要最低限」
サイズ選びは慎重に(キツめが正解)
High Pulse Beltを購入する際に一番気をつけたいのが「サイズ選び」です。
見た目以上に伸縮性があるため、普段のウエストサイズに合わせて選ぶと“少し緩い”と感じる人も多いです。緩いとラン中にズレたり、荷物が動いてストレスになります。
おすすめは、ややキツめのサイズを選ぶこと。ベルトは使い続けるうちに少し伸びるため、最初はフィット感が強いくらいでちょうど良いです。季節によって体重やウエストが変化しやすいため、迷ったら小さめを選ぶのが安心です。
また、公式サイトのサイズチャートを参考にし、自分のウエストを実測してから購入するのが失敗しないコツ。試着できる店舗が近くにある場合は、実際に走るような姿勢でフィット感を確認しておくと安心です。
| 注文サイズ | ウエスト(CM) |
| XS | 64-72 |
| S | 72-80 |
| M | 80-88 |
| L | 88-96 |
| XL | 96-105 |
収納量は「必要最低限」
High Pulse Beltは、非常に軽量でスリムな設計のため、収納できる量には限界があります。スマホ・ジェル・鍵・マスク・カード程度なら問題ありませんが、ペットボトルや厚みのある財布などを入れるのは難しいです。
そのため、「できるだけ軽装で走りたい人」や「必要最低限の荷物で済ませたい人」に向いています。
逆に、荷物を多く持ちたい人や、ロングトレイルで防寒具などを携帯したい人は、バックパック型(例:サロモンADV Skinシリーズ)を検討した方が良いでしょう。
とはいえ、普段のロードランや週末の20km前後のロング走なら、High Pulse Beltで十分。荷物が少ない分、腰回りがスッキリしてフォームも安定し、ランニングパフォーマンスの向上にもつながります。
どんな人におすすめか?

- 手ぶらランを快適にしたい人
- トレイルやロング走でジェルを携帯したい人
- 見た目もスマートに走りたい初心者ランナー
手ぶらランを快適にしたい人
「スマホや鍵をポケットに入れると揺れて気になる」という人には、High Pulse Beltが最適です。
腰全体でホールドする構造により、どんなスピードでも荷物が暴れず、完全な“手ぶら感覚”で走ることができます。
特に40代ランナーは、若い頃に比べて腰や骨盤の安定性が課題になりやすいため、バランスを崩さないベルト選びが重要です。その点でHigh Pulse Beltは、身体へのストレスを最小限に抑え、自然な姿勢で走れる理想的なギア。
ジョギングでもレースでも、“何も持たない自由”を体感できる一本です。
トレイルやロング走でジェルを携帯したい人
High Pulse Beltは、エネルギージェルやソフトフラスクをしっかり収納できるため、ロング走やトレイルにも対応します。補給食を複数持ちながらも、走りに集中できる安定感が魅力。
特に30km以上のロング走では、補給のしやすさがタイムに直結します。ベルトを外さず、走りながらスムーズにジェルを取り出せる設計は非常に便利。ハイドレーションバッグほど大げさではないので、気軽に“補給付きラン”を実践したい方にぴったりです。週末のLSDやマラソン練習にも最適です。
見た目もスマートに走りたい初心者ランナー
High Pulse Beltは、ランニング中だけでなく、見た目のスマートさも大きな魅力です。装着しても腰回りがスッキリしていて、Tシャツやジャケットの下に隠れるほどの薄さ。普段着ランにも違和感がありません。
また、ブラックを基調としたデザインは大人の男性にもマッチし、派手さを抑えた上品な印象。40代になると“機能だけでなく見た目の品”も重視したいもの。High Pulse Beltなら、快適性とスタイルを両立できるため、街中を走るシーンでもスマートに見せられます。
ランニングベルトに迷ったらHigh Pulse Beltがおすすめ

High Pulse Beltは、「揺れない・落ちない・蒸れない」という三拍子が揃ったランニングベルトです。軽量で装着感がよく、スマホやジェルも安心して携帯できるため、日常のジョグからロング走まで幅広く対応します。
特に40代ランナーにとっては、腰への負担が少なく、デザインも落ち着いているため長く使える一本。サイズ選びさえ間違えなければ、満足度の高いギアになるでしょう。
迷っている方には、「一度使えば他のベルトには戻れない」と言えるほどの快適さを体感してほしいです。

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