「1日24時間じゃ足りない…」
そう感じることはありませんか?
やるべきことは山ほどあるのに、気づけば夜。やり残したタスクを横目に、また明日を迎える——。そんな日々から脱出したいなら、まずは時間の使い方=タイムマネジメント力を見直してみましょう。
今回は、【タイムマネジメント力がある人の特徴10選】をご紹介します。記事の後半では、当てはまった数であなたの「時間術レベル」を診断できる自己チェック付き。日々をもっと充実させたい40代男性のあなたにこそ読んでほしい内容です。
タイムマネジメントすることで、空いた時間を自分のやりたいことに使いましょう。

タイムマネジメント力がある人の特徴10選
1. 優先順位を即決できる
タイムマネジメントの基本は、「重要なことに集中すること」です。
ポイントは、“緊急”と“重要”を切り分けること。
急ぎの雑務ばかりに追われて、本当に大事なこと(成長、健康、家族)を後回しにしていませんか?
では、”緊急”と”重要”の違いとは?
ここで活用したいのが、スティーブン・R・コヴィーの「時間管理マトリクス」です。私たちの行動は以下の4つに分類されます。
項目 | 内容 | 例 |
---|---|---|
第1領域(緊急かつ重要) | 今すぐ対応すべき | 急なクレーム対応、家族の病気 |
第2領域(緊急でないが重要) | 計画的に取り組むべき | 健康管理、スキルアップ、家族との時間 |
第3領域(緊急だが重要でない) | 他人の都合が多い | 不要な会議、突然の依頼 |
第4領域(緊急でも重要でもない) | 時間泥棒ゾーン | SNSの無目的な閲覧、だらだらテレビ |
タイムマネジメントが上手な人は「第2領域」を大切にしているのが特徴です。
👉 まずは「重要なこと」に時間を使う。これができると、仕事も人生も充実し始めます。
2. 朝のスタートが早い
朝の1時間は、夜の3時間分の価値がある——そんな話を聞いたことはありませんか?
タイムマネジメントが得意な人は、朝の時間=ゴールデンタイムを活用しています。
「ゴールデンタイム」とは、脳のパフォーマンスが最も高まる時間帯のこと。
一般的には起床後2〜3時間以内がそれに該当します。
なぜなら、睡眠によって脳がリフレッシュされ、集中力・記憶力・思考力が最も高まる時間帯だからです。この時間にこそ、以下のようなタスクを行いましょう。
- 読書や勉強などインプット系
- アイデア出し・企画立案
- ブログ執筆や資料作成
反対にメール返信や雑務は午後以降にまわすのが効率的です。
👉 朝活やモーニングルーティンが習慣化されている人ほど、時間に追われず余裕を持って過ごしています。
3. ToDoリストを活用している
「やることは頭の中に入ってるから大丈夫」
そう思っていても、抜け漏れや後回しが発生するのが人間というもの。
ToDoリストを使っている人は、思考を“外付け”して、脳のメモリを解放しています。
では、ToDoリストの具体的な書き方とは?
📝 ルール1:行動ベースで書く
×「プレゼンの準備」
○「資料の構成を考える」「スライドを10枚作る」など、実際のアクションで表現する
📝 ルール2:時間の見積もりを書く
○「10:00〜 プレゼン構成作成(30分)」のように、時間ブロック化する
📝 ルール3:その日にやらないことは「別リスト」へ
無限に積み重なるリストに疲れたことはありませんか?
「今日やること」と「今週やること」を分けることで、精神的にラクになります。
アプリを活用しよう:Google Keep、Todoist、Notion、紙の手帳でもOK!
👉視覚化されたタスクをこなすことで、達成感も得られやすく、モチベーション維持にもつながります。
4. 「やらないことリスト」を持っている
人の時間と集中力は有限です。「やること」を決めるだけでは、時間を増えません。「やらないこと」を決めることで、時間の余裕が生ませます。これは、自分の“時間資源”を守るための防衛策です。
⛔ 例:「やらないことリスト」
- 朝イチのSNSチェック
- 惰性で続けている飲み会
- 無料セミナーへの気軽な申し込み
- 自分でやる必要のない雑務(外注やツール化)
「やるべきこと」と「やらないこと」を明確にすることで、本当に大切なことに集中できるようになります。
👉自分の時間を守るためには、「やらない」と決める勇気も必要です。
5. スケジュールにバッファ(余白)を入れている
スケジュールががギチギチに詰まっていると、ちょっとのズレで全部が狂いますよね。
時間管理上手な人は、あらかじめ“何も入れない時間”を確保しています
そこで、30分単位で「何も入れない時間」を意図的に作るのがおすすめ。
✅ バッファの活用例
- 15分前行動の徹底
- 会議と会議の間に10〜20分空ける
- 午前・午後で“自由時間”を1枠入れる
👉この「バッファ」は、「心の余裕」です。
予期せぬトラブルへの対応だけでなく、休憩・思考整理・人との雑談など、クリエイティブな時間にも変わる可能性を秘めています。

6. マルチタスクを避ける
「ながら作業」は一見効率的に見えて、実は非効率。
「メールを見ながら会議」「音声を聞きながら資料作り」…実はこれ、生産性を大幅に落とす原因なんです。
人間の脳は“複数のことを同時に処理する”のが苦手で、切り替えのたびに集中力が削られます。
これを「タスクスイッチングコスト」と呼び、研究では最大で40%の効率低下があるというデータも。
✅ シングルタスクのやり方
- 1つのタスクに25分集中 → 5分休憩(ポモドーロ・テクニック)
- スマホは別室に置く
- 通知をオフにして「遮断モード」に
👉タイムマネジメントに長けた人は、常に「今、これに集中」と一点集中。
作業の質もスピードも高まるのは、一つずつ丁寧に終わらせているからなんですね。
7. 定期的に振り返りをしている
振り返らない人は、同じミスを繰り返します。
一方で、タイムマネジメントが上手な人は、週に一度・月に一度、時間の使い方を振り返る習慣があります。定期的に「自己レビュー」をしているのです。
振り返りをすることで、自分の時間の使い方や行動のクセが見えてくるんです。
✅週1回の振り返り例(毎週日曜夜がおすすめ)
- 今週、充実していた時間はいつか?
- 無駄だった時間はなぜ発生したか?
- 来週は何を改善したいか?
振り返ることで、「ただ過ごした一週間」から「意味のある一週間」に変わっていきます。
「どこに時間を使いすぎたか」「もっと効率的にできることはないか」
👉こうした振り返りが”成長の仕組み”であり、次の一歩をもっと良いものに変えてくれるのです。
8. 予定は即、カレンダーに入れる
「あとで入れよう」と思っていても忘れること、多いですよね。
できる人は、予定が決まったら即スマホ or PCのカレンダーに登録しています。
つまり、「記憶」に頼らずに、「仕組み」で管理しているのです。
✅予定管理のポイント
- カレンダーは1本に絞る(Googleカレンダーが便利)
- 色分けで「仕事」「プライベート」「習慣」などを分類
- 通知機能を活用して、リマインドも自動化
こうすることで、頭のメモリーを使わずに済み、余計な不安や忘れ物を防げます。
👉デジタルツールを活用することで共有や通知機能もバッチリ。まさに“抜け漏れゼロ”のスタイルです。
9. 「5分だけやる」の習慣がある
「やる気が出ないから始められない…」というときに有効なのが、「5分だけやってみる」習慣です。
このテクニックを使っている人は、行動のハードルを下げる達人です。
実際、脳科学的にも、人間のやる気は“行動のあと”に生まれることが分かっています。
✅ 5分チャレンジ例
- 机の上だけ片付ける
- ブログ1行だけ書く
- 本の1ページだけ読む
不思議なもので、5分だけのつもりが気づけば30分やっていた——なんてことも。
とにかく始めてしまう。
👉この「小さな一歩」を習慣にすることで、先延ばしグセが自然と減っていきます。
10. 断る力がある
時間の無駄遣いは、他人からもたらされることが多い。
時間は “守るもの” だからこそ、「No」と言う勇気が必要です。
タイムマネジメント上級者は、スケジュールに “入れない勇気” も持っています。
断るというのは、ただ冷たいのではなく、自分と相手を尊重するための行動です。
☑️ 上手な断り方の例
- 「申し訳ないのですが、その日は予定が入っていまして…」
- 「今は別件に集中しており、今回はお引き受けできません」
一度断ることで、相手から“この人は時間を大切にしている”と見られ、結果的に信頼アップにつながることもあります。
👉安請け合いしない、曖昧な返事をしない。自分の時間を守れる人は、結果的に人間関係も良好に保ちやすいのです。
自己診断|あなたのタイムマネジメント力レベルは?
あたなはいくつの項目が当てはまりましたか?
以下の表で、あなたが当てはまった数のレベルを確かめることができます!
当てはまる数 | レベル | 解説 |
---|---|---|
0〜2個 | 🔰ビギナー | まずは1つでも習慣化することから始めましょう! |
3〜5個 | 💡中級者 | 意識は高まっている証拠。継続がカギです。 |
6〜8個 | 👑上級者 | 時間管理ができる人として周囲からも信頼されているはず! |
9〜10個 | 🧙♂️ 達人 | あなたの時間術、誰かに教えてあげてください! |
💡診断結果の目安
- 0〜2個:ビギナーレベル🔰
まずは「ToDoリスト」や「朝の時間の活用」など、取り入れやすい項目から始めてみましょう。 - 3〜5個:中級者レベル 💡
基本的なタイムマネジメントはできています。より安定させるために「振り返り」や「断る力」を強化すると◎。 - 6〜8個:上級者レベル👑
時間をうまく使いこなせている状態です。次は人にも“仕組み”を教えられる立場を目指してみては? - 9~10個:達人クラス🧙♂️
あなたは時間の使い方において、もはや模範的存在。ぜひ周囲にその知恵をシェアしてください!
まとめ:時間は「使い方」で価値が決まる
タイムマネジメントが上手になると、ただ仕事がはかどるだけではありません。
自分の時間が増え、心の余裕が生まれ、人間関係や健康にも好循環が起き始めます。
✔ あなたが今すぐできそうなことは何でしたか?
✔ どれか1つ、明日から実践してみませんか?
人生の質は、「時間の質」で決まります。
あなたも今日から、「時間に追われる人」から「時間をコントロールする人」へシフトしてみましょう。

コメント